京成杯の過去の通算成績は関東馬47勝、関西馬16勝(他に地方馬1勝)と圧倒的な差が生じている。とはいえ昨年は久しぶりに勝った関西馬の
ダノンデサイルが
日本ダービー馬にまで上り詰めた。その流れで今年も関西馬?なら
ゲルチュタールが主役にクローズアップ。
葉牡丹賞の惜敗で無傷2連勝は逃したものの、勝ち馬が2歳コースレコードを樹立。ハイレベルの一戦で鼻差2着なら上等と言えよう。
追い切りは坂路単走で4F53秒6〜1F12秒4を計時。杉山晴師は「楽な感じで53秒6が出ていたので凄くいい」と表情は満足げ。「
ブリックスアンドモルタル産駒にしては気持ちに余裕があるので、この距離(2000メートル)に対応できている。新馬、2戦目と違う形の競馬。ポテンシャルが高いので、どんな形でも」と期待を込めた。先週も中山の重賞
フェアリーSを管理馬
エリカエクスプレスで制覇したばかり。指揮官も追い風は実感している様子だ。
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