「
日経新春杯・G2」(19日、中京)
3連勝中の
ヴェローチェエラは15日、栗東CWで
リアライズオーラム(3歳1勝クラス)と併せた。酒井(レースは川田)を背に、先行した相手に直線で並び掛けて併入。余力十分に6F80秒6-36秒7-11秒4の好時計を叩き出した。須貝師は「先週しっかりやっているから息を整える程度。ちょうどいいね」と納得の表情を浮かべた。
昨年2月の未勝利戦V後は、
ゆきやなぎ賞2着、
京都新聞杯3着と勝ち切れなかったが、春に無理をさせずに夏まで成長を促したことで素質が開花。師は「ようやくしっかりして結果が出てきた」と目下の充実ぶりに手応えをにじませる。
馬場の荒れた中京にも「(父は)
リアルスティールだし、馬格もあるから荒れた馬場も対応できると思う」と問題なしを強調する。4連勝でのタイトル奪取へ視界良好だ。
提供:デイリースポーツ