JRAは9日、函館競馬の本年の開催終了後に、2010年(平成22年)の
リニューアルオープンに向け、スタンドの全面改築工事を行うと発表した。
なお、スタンド改築中もパークウインズとして発売・払戻は行われる。今年は6月21日(土)から8月10日(日)の開催が予定されており、8月10日の
函館2歳S(GIII)など3重賞が組まれている。
リニューアルの概要は以下の通り。
【
リニューアル後の函館競馬場のポイント】
◆リゾート地の開放感あふれる競馬場
スタンド馬場側観覧席廻りは芝生やウッドデッキを採用して牧歌的な雰囲気を演出し、建物内(スタンド2階お客様エリア)は内装デザインに木々のモチーフを取り入れて爽やかな印象の空間構成とすることにより「北の大地」を連想させる。
◆人と馬との距離が近い競馬場
パドックから本馬場入場までの馬道に隣接した形でお客様エリアを配置することにより、出走馬の一連の動きを追うことが可能となる。
スタンド西側には「ふれあいホースリンク」を設け、身近に馬と触れ合えるファミリースポットを構築する。
◆年間を通じて競馬を楽しんでいただくために…
スタンドのパドック側に室内化(ガラス張り)された観覧席を配置し、パークウインズ時には映像化されたトータボードを観覧可能な造りとし、一年を通じて快適な環境で競馬を楽しむことのできるパドック
シアターを設置する。
【工期】
2008年7月末〜2010年5月31日(月)
【基本理念】
「リゾート地の開放感あふれる競馬場」
「人と馬との距離が近い競馬場」
【建物概要】
スタンド構造 : 鉄骨造 地上5階
延床面積 : 25,931.36m2
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。