15日、中京競馬場で行われた第44回
CBC賞(3歳上、GIII・芝1200m)は、
上村洋行騎手騎乗の4番人気
スリープレスナイト(牝4、栗東・橋口弘次郎厩舎)が2番手追走から抜け出し、2番人気
スピニングノアールの追撃を1.1/4馬身差抑え優勝した。勝ちタイムは1分08秒0(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に12番人気
テイエムアクションが入った。1番人気
トウショウカレッジは9着。
勝った
スリープレスナイトは、
父クロフネ、
母ホワットケイティーディド(
その父Nureyev)。叔母に
ヒシアマゾン(
エリザベス女王杯-GIなど重賞9勝)、近親に
アドマイヤムーン(ドバイデューティフリー-首G1など重賞8勝)などがいる血統。
07年1月にデビューし、3戦目で初勝利。7月の
越後S(1600万下、新潟・ダート1200m)を3連勝で制してオープン入りした。今年に入っても
京葉S(OP、中山・ダート1200m)を日本タイレコードで快勝すると、前走の
栗東S(OP、京都・ダート1200m)も制してここに臨んでいた。これまでに芝では2戦して2着、3着と未勝利。芝初勝利を見事に重賞初制覇で飾った。通算成績14戦7勝(重賞1勝)。
鞍上の
上村洋行騎手は、98年
スワンS(GII、
ロイヤルスズカ)以来約9年8か月ぶりとなる
JRA重賞制覇で、通算6勝目。管理する橋口弘次郎調教師は、
ファルコンS(GIII、
ダノンゴーゴー)に続く
JRA重賞制覇で今年2勝目、通算67勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。