◆第61回
七夕賞・G3(7月13日、福島競馬場・芝2000メートル)追い切り=7月9日、美浦トレセン
コスモフリーゲン(牡5歳、美浦・
畠山吉宏厩舎、
父スクリーンヒーロー)が、キャリア9戦目での重賞初挑戦Vに意欲を見せる。
最終追い切りの背中にも付きっきりで調教をつける
柴田大知騎手が騎乗。角馬場で入念に体をほぐした後にWコースへ向かうと、乗り難しい面は出さずに最後までスムーズな走り。呼吸ぴったりに単走で6ハロン83秒2―11秒3をマークし、きれいな加速ラップを刻んだ。
柴田大騎手は「しまいにそろっと放しただけで時計が出て、いい感じに仕上がった。ずっとコンタクトを取りながらやってきて、万全で迎えられる」と力を込める。
畠山吉宏調教師も「以前は馬が張り切りすぎていたけど、操作性が良くなってしまいの反応も良かった。レースを使って競馬を分かってからは、乗り難しい面を出していたけど、以前からうまく走れるようになれば上に行っても面白いと思っていた」と精神面の成長を実感していた。
スポーツ報知