2020年のカペラSなど重賞4勝を記録し、今年5月に
地方競馬全国協会の競走馬登録を抹消されていた
ジャスティン(牡9歳、父
オルフェーヴル)が7月15日、休養先の育成牧場から、北海道新ひだか町の
アロースタッドへ移動した。2026年シーズンから種牡馬生活に入る。
天羽禮治牧場(日高町)の生産馬で、2歳10月に栗東の
矢作芳人厩舎からデビュー。その初戦は勝った
ダノンキングリー、2着
カレンブーケドールからコンマ4秒差4着と健闘し、2戦目に初勝利。3歳秋以降はダート短距離戦に的を絞り、4歳春の
東京スプリント(
大井競馬場)で重賞初勝利。その後も長くタフに活躍し、23年9月には南関東へ移籍。8歳時には
東京スプリントで4つ目の重賞タイトルに輝いたが、結果的には昨年11月の
船橋記念4着がラストランとなった。現役時代の通算成績は41戦11勝2着3回3着3回(重賞4勝、海外4戦含む)。種付け料は受胎確認後50万円と発表されている。