「大魔神」こと佐々木主浩オーナーが所有する
グランヴィノス(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)が、土曜中京7Rの
関ケ原ステークス(3歳上・3勝クラス・芝2000m)で1年4カ月ぶりの復帰戦を迎える。
グランヴィノスは父
キタサンブラック、
母ハルーワスウィート、母の
父Machiavellianの血統。半姉の
ヴィルシーナと
ヴィブロス、半兄の
シュヴァルグランはいずれもGI馬。甥の
ブラヴァス、姪の
ディヴィーナ、叔父の
フレールジャックと
マーティンボロも重賞を制している。母系を遡れば4代母は
グローリアスソング(
Glorious Song)なので、世界的な名種牡馬の
シングスピール(
Singspiel)やラーイ(
Rahy)、日本では
ダノンシャンティや
ホワイトフーガと同じ牝系となる。
ここまで6戦3勝。2歳10月にデビュー戦を制した後は京都2歳Sが6着、
青葉賞が8着と結果を残せず。それでも3歳秋から1勝クラス、2勝クラスと連勝。さらに3勝クラスでも2着に好走した。その後に長期休養を強いられたため、今回は約1年4カ月ぶりの実戦となるものの、このメンバーなら間違いなく上位の力を秘めている。
長期ブランクを克服し、オープン入りとなるか。願わくは一気に大舞台が見えてくるような圧勝を見せてほしい。