「アイビスSD・G3」(8月3日、新潟)
日本で唯一、直線1000メートルで争われる重賞に
スピード自慢が集結。注目はドバイ明けとなる
ピューロマジックだ。前走のアルクオーツス
プリントでは出遅れながらも追い上げて5着。安田師は「差す競馬をしてもらえたのも良かったですし、収穫です」と初海外の内容を評価する。1週前に栗東坂路で4F50秒3-36秒6-12秒0の好時計マークと、仕上がりも上々。ためる競馬を覚えた新境地で、重賞3勝目を目指す。
夏場に強い
テイエムスパーダも侮れない。前走の韋駄天Sを悠々と先手を奪って完勝。昨年のこのレースでも3着に好走しており、千直へのコース適性も証明済みだ。
カフジテトラゴンは千直で4戦全て2着と崩れ知らず。格上挑戦となるが、オープンでも好走歴があり、展開次第では一発があっても驚けない。
福島の
安達太良S組にも注目。なかでも3着
コラソンビートは、加藤士師が「以前から距離は短くした方がいいと思っていた」と語るように、短距離路線で復活の兆しを示した。ここへの参戦を進言した津村とのコンビで、23年京王杯2歳S以来の重賞奪取なるか。1着
カルロヴェローチェ、好内容で2着の
ブーケファロス、4着
ショウナンハクラクなども差はわずか。枠順次第ではどの馬にもチャンスがありそうだ。
提供:デイリースポーツ