8月3日の新潟4R・2歳新馬(芝1600メートル=13頭立て)は、単勝1・5倍の圧倒的1番人気に支持された
プロメサアルムンド(牡、美浦・
国枝栄厩舎、父
モーリス)が、デビュー戦を白星で飾った。18、20年の
JRA年度代表馬で殿堂入りした
アーモンドアイの2番子という超良血馬が、堂々と第一歩を踏み出した。勝ち時計は1分34秒9(良)
五分のスタートを決めて、道中は中団の8、9番手に構えた。直線では徐々に外に持ち出して、進路が開くと上がり3ハロン最速となる33秒2の鋭い伸び脚を見せて、内から追いすがる
バドリナートを首差で振り切った。スタンドからは拍手が沸き上がり、ファンの歓声が飛んだ。
クリストフ・ルメール騎手は「
アーモンドアイの子は、いつも通り特別ですね。みんなが勝利を待っています。母と一緒ですごく賢い馬。ゲートの中、返し馬、道中ですごく落ち着いていた。エンジンがかかってから、いい加速をしてくれた。伸びしろがあるので楽しみです」と、満面の笑顔で喜びをかみ締めた。
スポーツ報知