3歳同士で争われるダート重賞の第17回
レパードステークス・G3は10日、新潟競馬場のダート1800メートルで行われる。
実績上位の
ジャナドリア(牡3歳、美浦・
武井亮厩舎、父
ゴールドドリーム)が主役候補だ。デビュー3連勝を飾った
雲取賞で重賞初制覇を果たして、前走の
羽田盃でも強敵相手に3着を確保。じっくりと放牧で立て直されて、ここは地力の高さで貫禄を見せる。
相手筆頭は経験豊富な
ドンインザムード(牡3歳、栗東・
今野貞一厩舎、父
アジアエクスプレス)だ。
ヒヤシンスS、UAEダービーでともに3着に好走しており、能力は確か。前走の6着はハイペースに泣かされたもので、巻き返しは十分だ。
前走の
皐月賞で9着に敗れて、デビュー以来初めてダート戦に挑む
ヴィンセンシオ(牡3歳、美浦・
森一誠厩舎、父
リアルスティール)が侮れない。名牝
シーザリオを祖母に持つ良血馬で、素質の高さは間違いなく、砂適性さえあれば逆転も。
伏兵候補は前走の鳳雛Sでリステッド初勝利を挙げたハグ(牡3歳、栗東・
藤岡健一厩舎、父
ジャスティファイ)だ。スムーズに先行できれば、上位争いは可能だ。
スポーツ報知