◆ギヨームドルナノ賞・仏G2(8月16日、
ドーヴィル競馬場、芝2000メートル)
皐月賞8着以来の実戦で、
クリストフ・ルメール騎手が騎乗した
アロヒアリイ(牡3歳、美浦・
田中博康厩舎、父
ドゥラメンテ)が、初めての海外遠征で勝利した。
仏ダービー2着馬クアリフィカーやG1で2着2回の
ラシャバーも出走しての5頭立て。先頭でレースを引っ張ると、抜群の手応えで直線へ。しっかり脚を伸ばして後続を突き放した。海外の実績馬を抑えて結果を残し、重賞初制覇となった。勝ちタイムは2分8秒64。
田中博康調教師が以前から「オーナー(鈴木剛史氏)と私の思い」と語る
凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場、芝2400メートル)参戦に向けた前哨戦として位置づけたレースを見事にクリア。日本馬悲願の
凱旋門賞制覇へ。期待が膨らむ勝利となった。
スポーツ報知