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スプリンターズS史上初の父仔制覇へ ロードカナロア産駒の2頭が挑む

  • 2025年09月25日(木) 07時30分
 史上初の父仔制覇なるか。ロードカナロア産駒のサトノレーヴ(牡6、美浦・堀宣行厩舎)とアスクワンタイム(牡4、栗東・梅田智之厩舎)が、スプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)に参戦する。

 意外に思われるかもしれないが、90年のGI昇格以降、スプリンターズSの父仔制覇は一度もない。例を挙げると、93年と94年に連覇したサクラバクシンオーの産駒は延べ32頭が出走し、02年のショウナンカンプと09年のカノヤザクラの3着が最高着順。97年の覇者であるタイキシャトルの産駒は延べ6頭が出走し、06年のメイショウボーラーの2着が最高着順となっている。高松宮記念の父仔制覇が4回あることを思えば、実に不思議だ。

 今年は12年と13年に連覇したロードカナロアの産駒が2頭参戦する。中でも期待大はサトノレーヴだ。今年の高松宮記念でGI初制覇。その後は海外のGIを転戦し、チェアマンズスプリントプライズとクイーンエリザベスII世ジュビリーSで2戦続けて2着に健闘した。昨年のスプリンターズSは1番人気で7着に終わったが、出遅れが堪えたもの。今年こそは全力を出し切り、史上6頭目の春秋スプリントGI同一年制覇といきたい。もう1頭のアスクワンタイムは23年の小倉2歳Sの覇者。ただ、その後は10連敗中。オープン特別なら流れ一つで出番があるが、GIではどこまで通用するか。

 父仔制覇はないスプリンターズSだが、実は母仔制覇は一度だけある。22年に02年覇者のビリーヴの仔であるジャンダルムが制しているのだ。これまでロードカナロア産駒は延べ14頭が出走し、20年のダノンスマッシュの2着が最高着順だが、今年こそ─。レース史に新たな1ページが刻まれることを期待したい。

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