菊花賞トライアルのG2「第73回
神戸新聞杯」が阪神競馬場で行われ、2番人気
エリキング(牡=中内田、父
キズナ)が外から差し切った。
2着
ショウヘイ、3着
ジョバンニまでが
菊花賞の優先出走権を手にした。
絶好の手応えから残り200メートルで先頭に立った
ショウヘイを
エリキングが外からグイグイと追い詰め、ゴール前で差し切った。京都2歳S以来となる重賞2勝目。ダービーは5着だったが、最後の1冠へ、しっかりと勢いがついた。
川田将雅騎手は23年
サトノグランツ以来のこのレース制覇。
JRA重賞は区切りの150勝目となった。
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川田将雅騎手 菊花賞のための準備をしました。春よりもひとつ、体が成長して進みは出てきたが、
菊花賞のためにあえてゆっくりと、この馬のリズムを大事に道中は組み立てた。現状のつくりでこれほど動けるのかと思うくらい、動いてくれたので、無事に次に向かってくれればというところ。これを使って良くなるようにつくっている中で、これだけの走りができたことは凄くありがたい収穫です。
スポニチ