10月5日(日)は東京・京都の2場開催となっている。

■毎日王冠でチェルヴィニアが完全復活を狙う
　東京11Rは芝1800mの毎日王冠(GII)。チェルヴィニアは秋華賞、オークスを制した二冠牝馬。その後ジャパンC4着、京都記念9着、海外遠征のドバイSCで6着と苦戦が続いたが、前走のしらさぎSで57kgの斤量を背負いながら2着と復調気配を見せた。得意の東京コースで勝って完全復活を示したいところだ。対するは一昨年の覇者でマイルCS2着のエルトンバローズ、日本ダービー4着の実績を持つサトノシャイニングなど。

■京都大賞典でアドマイヤテラがGII連勝を狙う
　京都11Rは芝2400mの京都大賞典(GII)。アドマイヤテラは3走前の菊花賞で3着、前々走の大阪-ハンブルクC、前走の目黒記念と連勝中で勢いに乗る。得意の京都コースで3連勝での重賞2勝目を狙う。対するは一昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ、GIで好走を続けるショウナンラプンタなど。

■藤森Sでアメリカンステージが国内復帰戦を迎える
　京都10Rはダート1200mの藤森S(OP)。アメリカンステージは2歳時にダートと芝で3連勝。その後は海外に挑戦し、マハブアルシマール(G3)で2着、ドバイGS(G1)で6着と世界の強豪相手に善戦。約半年ぶりのレースとなるが、実績は最上位。国内復帰戦を勝利で飾りたい。対するは堅実な末脚が武器のスターターン、OPでもスピード上位のマニバドラなど。

■赤富士SでテリフィックプランがOP入りを狙う
　東京10Rはダート1600mの赤富士S(3勝)。テリフィックプランは現級で勝ち切れないながらも好勝負を続けている。2戦2連対の東京コースで勝ってOP入りを狙う。対するは同コースの前走小金井特別を快勝したゴールデンオスカー、昇級2戦目とコース替わりで変わり身が見込めるアルゴナヴィスなど。

■東京6Rの新馬戦でセレクトセール1億7000万円のリアライズガイザーなどがデビュー
　東京6Rはダ1600mの新馬戦。セレクトセール当歳1億7000万円(税抜き)コントレイル産駒のリアライズガイザーが西村淳也騎手でデビューする。また、半姉に24年デイリー杯2歳Sを勝ったランフォーヴァウ(父ロードカナロア)がいる、ニューイヤーズデイ産駒のウインビギニングが佐々木大輔騎手でデビューする。

■京都3Rの新馬戦でアルテヴェローチェの半弟アクロフェイズなどがデビュー
　京都3Rはダ1800mの新馬戦。半兄に24年サウジアラビアRCを勝ったアルテヴェローチェ(父モーリス)がいる、ロードカナロア産駒のアクロフェイズが吉村誠之助騎手でデビューする。

■京都5Rの新馬戦でショウナンパンドラの半妹オーロアルジェントなど良血馬が多数がデビュー
　京都5Rは芝1800mの新馬戦。
・半姉に15年ジャパンCなどGI2勝を含む重賞3勝を挙げたショウナンパンドラ(父ディープインパクト)、半兄に25年チャレンジCを勝ったオールナット(父サトノダイヤモンド)がいる、シルバーステート産駒のオーロアルジェントが横山武史騎手でデビューする。
・半兄に20年日経新春杯を勝ったモズベッロ(父ディープブリランテ)がいる、シルバーステート産駒のコウギョクが横山和生騎手でデビューする。
・19年紫苑S(GIII)を勝ったパッシングスルーの仔でアルアイン産駒のブレットパスが川田将雅騎手でデビューする。
・セレクトセール当歳9000万円(税抜き)でキズナ産駒のポッドジークが松山弘平騎手でデビューする。

■仏国パリロンシャン競馬場での凱旋門賞に日本馬3頭が挑む
　フランスのパリロンシャン競馬場では凱旋門賞が行われ、日本から日本ダービー馬で前哨戦のプランスドランジュ賞を勝ったクロワデュノールと、それぞれ前哨戦を勝って挑むビザンチンドリーム、アロヒアリイの3頭が挑戦する。発走は日本時間23時05分。

■地方競馬で2重賞
・水沢競馬場では18時05分にヴィーナススプリント(重賞)が行われ、重賞11勝のミニアチュールなどが出走する。
・佐賀競馬場では18時15分に鳥栖大賞(重賞)が行われ、昨年のサマーチャンピオンを制するなどDG競走でも活躍する兵庫のアラジンバローズなどが出走する。

■金成貴史調教師と堀内岳志調教師のバースデー
　5日は金成貴史調教師の56歳のバースデー。当日の管理馬は東京で2頭がスタンバイしている。また、堀内岳志調教師も52歳の誕生日を迎える。当日の管理馬は東京で2頭がスタンバイしている。