26日、京都競馬場で行われた第86回
菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、後方から先団に取りついて、直線で一気に抜け出した
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
エネルジコ(牡3、美浦・
高柳瑞樹厩舎)が、後方からの猛追を見せた2番人気
エリキング(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分04秒0(稍重)。
さらに3/4馬身差の3着に13番人気
エキサイトバイオ(牡3、栗東・
今野貞一厩舎)が入った。なお、3番人気
ショウヘイ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)は14着に終わった。
勝った
エネルジコは、父
ドゥラメンテ、
母エノラ、その父
Noverreという血統。春は無傷の3連勝で
青葉賞を制するも、体調面から
日本ダービーは回避。前走の
新潟記念では古馬相手に2着に敗れたが、この大一番で見事勝利を収めクラシックホースとなった。
C.ルメール騎手は23年
ドゥレッツァ、24年
アーバンシックに続き、史上初となる
菊花賞3連覇(最多タイの5勝目)を達成。また、
JRA年間100勝をGIで決めた。
【
菊花賞】イギリスのセントレジャーに範をとり、1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬競走」として創設された重賞。48年より現在の名称となった。
皐月賞と
日本ダービーに続く3歳クラシック三冠の最終関門。「最も強い馬が勝つ」と言われており、3000mの距離を乗り切る
スピードとスタミナが要求される。
【勝ち馬プロ
フィール】
◆
エネルジコ(牡3)
騎手:
C.ルメール厩舎:美浦・
高柳瑞樹父:
ドゥラメンテ母:
エノラ母の父:
Noverre馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザン
ファーム
【全着順】
1着
エネルジコ 1人気
2着
エリキング 2人気
3着
エキサイトバイオ 13人気
4着
ゲルチュタール 5人気
5着
レッドバンデ 9人気
6着
ミラージュナイト 8人気
7着
コーチェラバレー 15人気
8着
ジョバンニ 6人気
9着
レクスノヴァス 10人気
10着
アロンディ 17人気
11着
アマキヒ 12人気
12着
ライトトラック 11人気
13着
マイユニバース 4人気
14着
ショウヘイ 3人気
15着
レイヤードレッド 18人気
16着
ヤマニンブークリエ 7人気
17着
ラーシャローム 16人気
18着
ジーティーアダマン 14人気
<
菊花賞ダイジェスト>
※
スーパープレミアムコースでは全レースのフル映像のほか、各場毎のダイジェスト映像をご視聴いただけます