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【アルゼンチン共和国杯】豪脚ディマイザキッドが重賞初Vへ 清水英調教師は初の2500メートルをどう見る?

スポーツ報知
  • 2025年11月03日(月) 14時13分
◆第63回アルゼンチン共和国杯・G2(11月9日、東京・芝2500メートル)

 自慢の豪脚を武器にディマイザキッド(牡4歳、美浦・清水英克厩舎、父ディーマジェスティ)が重賞初制覇に挑む。前走の毎日王冠は前が止まらない不向きな流れのなか4着。勝ったレーベンスティールを上回る上がり3ハロン33秒2の爆発力で、大外から猛然と迫る見せ場たっぷりの内容だった。清水英調教師は「開幕週、前残りであれだけの脚を使えた」と納得の表情。函館記念に続く4着は地力強化の証しだろう。

 今回はキャリア最長となる2500メートル。トレーナーは「2500メートルはぴったりで、もともとこの距離を使ってみたいと思っていた」と歓迎。続けて「天皇賞・秋福島記念も視野にあったが、(岩田)望来も『距離はもっと欲しい』と言っていた」。前走を含め5度の手綱を執ってきた鞍上も距離適性を後押しする。

 先月29日の1週前追い切りは美浦・Wコースで6ハロン82秒3―12秒2。僚馬を追走して1馬身遅れはしたものの、清水英師は「少し物足りなく見えるかもしれないけど、やるたびに良くなっていく馬なので想定の範囲内」と意に介さない。3歳時の共同通信杯ではジャスティンミラノジャンタルマンタルといった後のG1馬を上回る末脚を繰り出したディーマジェスティ産駒がいよいよ重賞タイトルをつかみ取る時が来た。

スポーツ報知

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