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【みやこS】フォーエバーヤング世代は“女”も強い ダブルハートボンドがJRAレコードV「この先楽しみ」坂井瑠星騎手

スポーツ報知
  • 2025年11月09日(日) 15時56分
◆第15回みやこS・G3(11月9日、京都・ダート1800メートル、不良)

 1着馬にチャンピオンズC(12月7日、中京)の優先出走権が与えられるG3は15頭立てで争われ、2番人気で坂井瑠星騎手騎乗のダブルハートボンド(牝4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)が、重賞初勝利を飾った。7戦連続での騎乗となった坂井瑠星騎手は同レース初勝利。勝ち時計は、1分47秒5で、19年7月の名鉄杯(中京)でスマハマがマークした1分47秒6を更新するJRAレコードとなった。

 同馬は昨年8月のデビューから、三宮S・オープンまで無傷の5連勝。前走のブリーダーズゴールドC・Jpn3で重賞に初挑戦し、初黒星を喫したが、2着と健闘していた。

 これまで同レースに出走した牝馬では、2021年プリティーチャンスの4着が最高成績。ダートを中心に強い馬がそろうフォーエバーヤング世代の4歳馬が、牝馬初Vを鮮やかに飾った。

 2着は7番人気のサイモンザナドゥ(川田将雅騎手)、3着は3番人気のロードクロンヌ(横山和生騎手)だった。

  坂井瑠星騎手(ダブルハートボンド=1着)「馬場傾向的にレコードは出ると思っていました。あのペースでもうなっていく手応えで、非常に強い内容だったと思います。

 (レースプランは)決めつけず、行く馬がいたら行かせて、いつもリズム重視で、特に決めつけずに乗っています。

 (最後の直線は)いつもあそこからひと踏ん張りしてくれる馬で、きょうもしのいでくれると思っていました。

 (フォーエバーヤングでブリーダーズCクラシックを制し、その翌週に国内でも重賞勝利)ブリーダーズCはブリーダーズCですが、本当にありがたいです。今日のレースは今日のレースですが、高い素質を見せてくれました。

 (最後にメッセージを)これまでなかなか順調に使えなかったのですが、牧場の方々、厩舎の方々、特に谷口助手とは二人三脚でやってきて、仕上げていただきました。重賞を勝つことができて、この先が楽しみです」

スポーツ報知

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