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【エリザベス女王杯】丹内祐次騎手がGI初制覇なるか 小倉牝馬S覇者のフェアエールングで挑む

  • 2025年11月12日(水) 18時00分
 22年目のベテラン・丹内祐次騎手が、エリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)のフェアエールング(牝5、美浦・和田正一郎厩舎)でGI初制覇を狙う。

 丹内騎手は85年11月5日生まれ、北海道出身の40歳。04年に美浦・清水美波厩舎からデビュー。同期には川田将雅騎手吉田隼人騎手がいる。JRA通算12471戦631勝。勝利数が1桁に留まった年もあったが、親しみやすい性格、さらには故・岡田繁幸氏のサポートもあり、徐々に騎乗数と勝利数が増加。今年は早々と自己最多を更新する88勝を挙げて、全国リーディング7位につけている。

 エリザベス女王杯のパートナーはフェアエールングだ。今年の小倉牝馬Sで重賞初制覇。その後も福島牝馬Sが2着、クイーンSが3着、そして前走のオールカマーが4着と、常に上位争いを演じている。GIは今回が初挑戦だが、牝馬同士の芝2200mなら十分に好勝負になっていい。そして丹内騎手とも相性良し。全20戦のうち10戦で騎乗。全5勝のうち、小倉牝馬Sを含む4勝をともに挙げているので、まさに人馬一体といえるだろう。

 丹内騎手はJRAの重賞を9勝している。しかし、GIは22回騎乗し、23年の高松宮記念トゥラヴェスーラ、今年の秋華賞パラディレーヌの3着が最高着順だ。ここで悲願のビッグタイトル獲得となるか。同期では川田将雅騎手吉田隼人騎手藤岡佑介騎手津村明秀騎手に続いて5人目のGIジョッキーとなることを期待したい。

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