日曜劇場「ザ・
ロイヤルファミリー」に登場する
ロイヤルホープは、14年に新馬→
芙蓉S→東スポ杯2歳Sを3連勝していた。そこで今回は実際のレースをプレイ
バック。
サトノクラウンが制した14年の東スポ杯2歳Sを振り返る。
この年の東スポ杯2歳Sは明確な主役が不在だった。1番人気は新潟2歳Sで2着の
アヴニールマルシェ。ただ、単勝は2.4倍で確勝級というムードではなかった。以下、4.1倍で
クラージュシチー、6.4倍で
グリュイエールと未勝利を勝ったばかりの馬が続き、新馬勝ちからの直行だった
サトノクラウンは8.1倍の4番人気。この4頭が単勝10倍以下だった。
レースは前半1000mが60秒3とゆったり流れた。
グリュイエールが好位に付けて、
アヴニールマルシェは中団から。
クラージュシチーと
サトノクラウンは後方で脚をためた。迎えた直線は横一線の追い比べ。早め先頭の
ソールインパクトを目掛けて、内外から各馬が襲い掛かる。残り50mで内から
アヴニールマルシェが抜け出したが、これをゴール前で猛追したのが
サトノクラウン。最後は
サトノクラウンが
アヴニールマルシェをクビ差捕らえたところがゴール。無傷の2連勝で重賞初制覇を果たしたのだった。
ちなみに
サトノクラウンは
ロイヤルホープと違い、新馬から東スポ杯2歳Sへの直行だった。ただ、
皐月賞を人気で敗戦→ダービーで好走という流れは
ロイヤルホープと同じ。そういった点に気付いたファンも多かったのではないだろうか。