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吉原寛人騎手が地方重賞200勝達成 金沢以外でもっとも多く重賞を勝った競馬場は?

  • 2025年12月03日(水) 20時28分
 吉原寛人騎手(金沢・加藤和義厩舎所属)が3日、大井競馬場で行われた勝島王冠(3歳上・SII・ダ1800m)をキングストンボーイ(セ7、大井・渡辺和雄厩舎)に騎乗して制し、地方重賞200勝を達成した。

 吉原騎手は2001年にデビュー。1年目から地方95勝、中央1勝を挙げて存在感を示すと、03年のオールジャパンリーディングジョッキーで重賞初制覇を飾った。早くも05年には初の金沢リーディングを獲得。以降、不動のトップジョッキーとして活躍してきた。

 15年のマーキュリーCをはじめ、ダートグレード競走も計9勝。21年には金沢で行われたJBCクラシックで船橋のミューチャリーを導き、地方馬初の同レース勝利に貢献した。24年2月には姫路の兵庫ユースカップを勝ち、地方競馬全場重賞制覇(帯広除く)の大偉業を達成。中央競馬でも通算12勝を挙げており、17年にはネロとのコンビで京阪杯を制している。

 地方重賞200勝の競馬場別の内訳を見ると、地元金沢の79勝が最多。以下、大井が19勝、高知が17勝、川崎と園田が11勝ずつで続く。そして、今年もすでに「22」のタイトルを獲得。南関東・金沢で6勝ずつ、佐賀・名古屋・水沢で2勝ずつ、門別・園田・笠松・高知で1勝ずつと、全国各地で白星を量産しており、“重賞ハンター”の異名にふさわしい成績を残している。

吉原寛人騎手の地方重賞200勝の内訳】
金沢 79勝
大井 19勝
高知 17勝
川崎 11勝
園田 11勝
浦和 10勝
水沢 9勝
名古屋 9勝
盛岡 8勝
船橋 8勝
門別 7勝
笠松 7勝
佐賀 4勝
姫路 1勝

■JpnI
19年南部杯、19年全日本2歳優駿、21年JBCクラシック、24年川崎記念
■JpnII
16年さきたま杯
■JpnIII
15年マーキュリーC、19年クイーン賞、24年兵庫GT、25年スパーキングレディーC

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