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【ジャパンC展望】充実一途マスカレードボールG1連覇へ 世界王者カランダガンは20年ぶり外国馬V挑む

スポニチ
  • 2025年11月24日(月) 23時00分
 今年の東京開催のラストを飾る大一番「第45回ジャパンカップ」(30日、東京芝2400メートル)は国内G1馬7頭、フランスから今夏キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなど現在G1・3連勝中のカランダガンが来日し、超ハイレベル戦になった。

 主役は前走の天皇賞・秋でG1初制覇を飾ったマスカレードボールだ。今春のクラシックでは皐月賞3着、日本ダービー2着とあと一歩で勝利を逃したが、古馬初挑戦となった天皇賞・秋では中団から豪快に抜け出し、G1馬7頭を破ってG1初制覇を飾った。ジャパンCは、20年アーモンドアイ、23年イクイノックス、24年ドウデュースと同年の天皇賞・秋優勝馬が「出走機会3連勝中」と好成績を残しており、3歳代表マスカレードボールに注目が集まっている。

 もちろん、最大の強敵は最新の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」においてレーティング130で1位のカランダガンだ。今年は5戦3勝、2着2回と堅実無比の成績。現在、サンクルー大賞キングジョージ6世&クイーンエリザベスS→英チャンピオンSとG1・3連勝中で、圧巻のパフォーマンスを繰り広げている。鍵は東京の高速馬場に対応できるかだけ。05年アルカセット以来、20年ぶりの外国馬Vの可能性は十分ある。

 昨年ダービー馬ダノンデサイルは、今春ドバイシーマクラシックカランダガンを負かしている。東京2400メートルはダービーを制した得意舞台。再び快走シーンがありそうだ。今年のダービー馬クロワデュノール凱旋門賞(14着)は完敗だったが、東京なら巻き返し必至。昨年ジャパンCで2着同着だったシンエンペラードゥレッツァも健在。白熱したレースになりそうだ。

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