30日、東京競馬場で行われた第45回
ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)は、後方から脚を伸ばしてゴール前の叩き合いを制したM.バルザローナ騎手騎乗の4番人気
カランダガン(セ4、仏・F.
グラファール厩舎)が、その内で最後まで争った1番人気
マスカレードボール(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分20秒3(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に3番人気
ダノンデサイル(牡4、栗東・
安田翔伍厩舎)が入った。なお、2番人気
クロワデュノール(牡3、栗東・
斉藤崇史厩舎)は4着に終わった。
勝った
カランダガンは、父
Gleneagles、
母Calayana、
その父Sinndarという血統。今年は
サンクルー大賞、
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS、英チャンピオンSを制し、欧州の
年度代表馬にあたるカルティエ賞を受賞。ロンジンワールドベストレースホースランキングでも1位となっている欧州最強馬の実力を日本でも見せつけた。外国馬の
ジャパンC制覇は、05年の
アルカセット以来20年ぶり。勝ちタイム2分20秒3(良)は、18年11月25日の
ジャパンCで
アーモンドアイがマークした2分20秒6(良)を0秒3更新する
JRAレコード。
【
ジャパンC】「世界に通用する強い馬づくり」を目指すべく、1981年に創設された重賞競走。初年度はアメリカ、カナダ等の4カ国から合計8頭を招待して実施された。25年現在の1着賞金は5億円。スイスのサンティミエに拠点を置く時計メーカー・ロンジン社より寄贈賞を受けて行われている。
【勝ち馬プロ
フィール】
◆
カランダガン(セ4)
騎手:M.バルザローナ
厩舎:仏・F.
グラファール
父:
Gleneagles母:
Calayana母の父:
Sinndar馬主:アガ・カーン・スタッズ
生産者:Haras De S.A. Aga Khan Scea
【全着順】
1着
カランダガン 4人気
2着
マスカレードボール 1人気
3着
ダノンデサイル 3人気
4着
クロワデュノール 2人気
5着
ジャスティンパレス 5人気
6着
ブレイディヴェーグ 9人気
7着
タスティエーラ 6人気
8着
シンエンペラー 7人気
9着
コスモキュランダ 16人気
10着
シュトルーヴェ 17人気
11着
ディープモンスター 11人気
12着
セイウンハーデス 13人気
13着
ダノンベルーガ 15人気
14着
ヨーホーレイク 12人気
15着
サンライズアース 8人気
16着
ホウオウビスケッツ 14人気
競走中止
アドマイヤテラ 10人気
出走取消
ドゥレッツァ<
ジャパンCダイジェスト>
※
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