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【チャンピオンズカップ展望】3歳馬2頭が上位 ナルカミが勝てば田中博調教師は3連覇

スポーツ報知
  • 2025年11月30日(日) 22時23分
 第26回チャンピオンズカップ・G1は12月7日、中京競馬場のダート1800メートルで行われる。

 3歳馬と実績のある古馬の対決となるが、4連勝中のナルカミ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父サンダースノー)が中心となる。

 不来方賞ジャパンダートクラシックとダートグレードレースを完勝して臨む。まだ底を見せていない点も魅力だ。ただ、キャリア唯一の敗戦が中京ダート1800メートル。もちろん、当時とは馬も違うが、コース替わりがどう出るかというのはポイントになる。レモンポップで一昨年、昨年と連覇をしている調教師、馬主のコンビだけに期待したい。

 もう一頭の3歳馬ルクソールカフェ(牡3歳、美浦・堀宜行厩舎、父アメリカンファラオ)は、ジャパンダートクラシックナルカミに離された3着だったが、海外遠征帰りで仕上がり途上というのもあった。前走の武蔵野ステークスは、フェブラリーステークスを制したコスタノヴァを3馬身半離して強い内容。1800メートルならナルカミとの差も詰まっていいはずだ。

 一昨年、昨年と当レース2着で悔しい思いをしているウィルソンテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎、父キタサンブラック)は2走前のマイルCS南部杯を完勝と、力の衰えは見られない。中京コースは勝ち星こそないが、ここ2年の走りを見れば相性はいい。どんな競馬でもできるのは強みになるだろう。

 前がやり合うようならラムジェット(牡4歳、栗東・佐々木晶三厩舎父マジェスティックウォリアー)が怖い。昨年の東京ダービー馬。そこから勝ち星に恵まれないが、前走のみやこSはメンバー最速の上がりを使って4着と復調気配が漂う。前走から取り入れた障害練習の効果も出ていて、2勝を挙げる中京コース。はまれば一発がある。

 古豪メイショウハリオ(牡8歳、栗東・岡田稲男厩舎父パイロ)は取り消し明けの前走、JBCクラシックで2着と底力を見せた。ペースが流れれば末脚は脅威で侮れない。

スポーツ報知

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