「阪神JF・G1」(14日、阪神)
メンバー唯一の無敗の2勝馬
アランカールは3日、北村友を背に栗東CWへ。
アルジェンテーラ(2歳新馬)、
ディーンズリスター(6歳1勝クラス)の後ろからスタートを切ると、楽に折り合い直線は内に切り替えて
ギアチェンジ。ラスト1F11秒0(6F85秒1)の切れ味を見せ最先着した。
北村友は「休み明けを感じさせない動き。しまいは、この馬らしくいい
スピードでした」と手応えを口にする。初戦、2戦目と口向きに難しいところを見せていたが、「特段悪くなったところはないし、順調です。精神的には少しゆとりが出てきた」とうなずいた。
母の
シンハライトは16年
オークス馬で阪神では
チューリップ賞を制し、
桜花賞では2着。自身も前走の
野路菊Sを制している。斉藤崇師は「加速してからの
スピードはめちゃくちゃいい。スタート、折り合いは課題もありますが、能力は引けを取らない」と期待を寄せる。偉大な母から受け継いだ脚力を再び仁川で発揮する。
提供:デイリースポーツ