G3「
鳴尾記念」は2番人気の
デビットバローズ(セン6=上村、父
ロードカナロア)が4、5番手追走から直線抜け出し1着。初の重賞制覇となった。セン馬の優勝は2011年の
レッドデイヴィス以来2頭目で、
ジャパンCの
カランダガンに続いて今週もセン馬が脚光を浴びた。
6月開催だった昨年に続くVの鞍上・
岩田望来(25)は「道中は、これで負けたら仕方ないくらいの感じだった。強い勝ち方だった」と
アイルランドT(
ラヴァンダ)以来となる今年6回目の重賞勝ち(通算19回目)を喜んだ。一方、管理する
上村洋行師は
大阪杯(
ベラジオオペラ)以来、区切りの重賞通算10V(今年は3回目)。
2着に7番人気の3歳牡馬
センツブラッド、3着に
マテンロウレオが入った。1番人気の
グランヴィノスは4着。
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鳴尾記念 1951年に創設されたハンデ重賞。開催時期や条件が何度か変更され、今年から12月開催となった。
スポニチ