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【ステイヤーズS】ルメール騎手「広いスペースが…」クロミナンスは追い込むも3着 重賞初制覇ならず

スポーツ報知
  • 2025年12月06日(土) 15時59分
◆第59回ステイヤーズS・G2(12月6日、中山競馬場・芝3600メートル、良)  

 平地最長、師走の名物重賞は14頭で争われ、1番人気のクロミナンス(牡8歳、美浦・尾関知人厩舎、父ロードカナロア)は、勝ち馬の後ろから直線追い込むも3着だった。

 8歳でも4度の長期休養があり今回が16戦目。G2は2着と3着2度ずつで、前走のオールカマー10着から巻き返しての重賞初制覇はならなかった。

 06年にトウカイトリックでの2着があるクリストフ・ルメール騎手も当レース初勝利がかかっていたが、お預けとなった。

 勝ったのは2番人気のホーエリート(戸崎圭太騎手)。勝ちタイムは3分47秒2。2着は5番人気のマイネルカンパーナ(津村明秀騎手)が入った。

 クリストフ・ルメール騎手(クロミナンス=3着)「残念。少しペースが遅かった。手応えは良かったけど、広いスペースがなかった。差はつめているけど…」

 荻野極騎手(ブレイヴロッカー=4着)「本当は壁を作りたかったが、それができずに力みながら走っていました。それでも最後は反応したし、距離もいいですね」

 菅原明良騎手(ワープスピード=5着)「稽古からすごく調子が良くて、ゲートもしっかり出ましたし、道中もすごくハミを取って元気いっぱいでした。ここ最近は結果が出ていませんでしたが、走ることが分かって良かったです」

 松若風馬騎手(ヴェルテンベルク=6着)「思ったよりゲートも出ましたし、初めての長い距離でも乗りやすかったです。馬の具合は良さそうでしたし、最後もバテているわけではないです」

 佐々木大輔騎手(チャックネイト=7着)「外枠だったぶん、内に入れたい意識が強すぎました。結果的にポジションを取っても良かったかもしれません。あのポジションになった割に終始力んでいて、最後もモタモタして伸びきれませんでした」

 鮫島克駿騎手(ヴェルミセル=8着)「ペースが遅くて瞬発力勝負になってしまいました。それを考えながら乗りましたが、もう少し上がりのかかる展開になってほしかったです」

 トム・マーカンド騎手(シルブロン=9着)「昨年は全てが完璧にうまくいったが、今年はちょっとずつズレてしまった。スタートも遅くて、ペースも遅くなり、この馬にとっては不利な展開になった。最後も伸びてはいるが…」

 石橋脩騎手(メイショウブレゲ=10着)「馬の調子はすごく良さそうでした。目黒記念で先行してもう一つだったので、後ろからいってはまるかはまらないかのレースをしました。今日の馬場とペースでどうかなというのもありますが、最後まで走ってくれています」

 林徹調教師(ラスカンブレス=11着)「初の3600メートルでもジョッキーに折り合いをつけてもらって、我慢ができました。収穫がある内容でした」

 石川裕紀人騎手(ミクソロジー=12着)「2番手でスムーズに運べましたが、最後は気持ちが切れていました」

 菅原隆一騎手(ワイズゴールド=13着)「格上挑戦でどこまでやれるかが課題でしたが、自分の速度で追走して走り切れたし、収穫のあるレースでした」

 吉田豊騎手(ピュアキアン=14着)「気分良く道中はいけて、芝の走りは悪くなかったです。3、4コーナーでペースアップすると、やはりついていけませんでした。それを見越して向こう正面からペースは上げましたが、馬場が良すぎるところがありましたし、この芝では厳しかったです」

スポーツ報知

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