連勝で勢い十分のファミリータイムが得意の中京で重賞を手にするか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/13(土)　中日新聞杯(3歳上・GIII・中京芝2000m)

　レースを経験しながら器用に立ち回れるようになってきたファミリータイム(牡4、栗東・石坂公一厩舎)。ここ2戦は先行策から早めに先頭に立ち、2着争いをしている他馬をよそ目に勝ったように能力が高い。3走前は離された2着だったが、勝ち馬はその後菊花賞で4着と大健闘したゲルチュタール。これまでの経験を糧に初重賞制覇だ。鞍上は松山弘平騎手。

　前走の末脚が強烈だったシンハナーダ(牡4、美浦・国枝栄厩舎)。昇級戦になるが、鋭い決め手を持っており、左回りでの実績も十分。重賞で相手強化だが、ハンデもあり上位食い込みも可能だ。鞍上は鮫島克駿騎手。

　その他、弥生賞でミュージアムマイルに先着しているヴィンセンシオ(牡3、美浦・森一誠厩舎)、自在に立ち回れるマイネルモーント(牡5、美浦・高木登厩舎)、中京コースに実績があるレッドバリエンテ(牡6、栗東・中内田充正厩舎)、昨年の京都新聞杯の勝ち馬ジューンテイク(牡4、栗東・武英智厩舎)などが上位争いを演じる。発走は15時45分。