今年の
ドバイターフを制した
ソウルラッシュが、ラストランとなる
香港マイル(3歳上・G1・芝1600m)でGI・3勝目を狙う。
ソウルラッシュは父
ルーラーシップ、
母エターナルブーケ、母の
父マンハッタンカフェの血統。半弟の
ディオは24年の
東風Sを制し、
関屋記念で2着。伯父の
ヒラボクディープは13年の
青葉賞を制している。
ここまで28戦9勝。22年のマイラーズCで重賞初制覇して以降、マイル戦線で安定した成績を収めてきた。一方、大一番では惜敗が続いていたが、24年の
マイルCSで遂にGIウイナーの仲間入り。続く
香港マイルでも
ヴォイッジバブルの2着に健闘すると、今年の
ドバイターフでは「世界の賞金王」
ロマンチックウォリアーを下し、海外GI初制覇を果たした。その後は
安田記念と富士Sが3着、前走の
マイルCSが6着と善戦止まりだが、決して大きな衰えはない。
迎える今回、先週の現地到着後も順調そのものと伝わっている。ドバイでともに栄光をつかみ取ったC.デムーロ騎手の継続騎乗も心強い限り。昨年の覇者である
ヴォイッジバブルに雪辱を果たし、是非とも有終の美を飾ってほしい。