1日付で調教師免許を取得した名古屋競馬の
宮下瞳調教師(48)が8日、
船橋競馬場での研修をスタートさせた。
5年間のブランクはあったものの、計25年間の現役生活で国内の女性騎手として初の通算1000勝(通算1382勝。うち重賞7勝)を達成するなど第一人者として活躍してきた。「まさか一発で(試験に)受かるとは思ってなかったので、メチャクチャうれしかったです」と、改めて合格の余韻に浸った。
引退式では「みんなに応援される厩舎を作っていきたい」と抱負を話していたが、今開催いっぱい(12日まで)、川島一師のもとで調教師としてのノウハウなどを学ぶ予定。「騎手のみんなが(馬に)乗っているのを見ると乗りたいなあと思うけど、早く自分でも馬を育てていきたいなとも思います。いっぱい吸収していきたい」と来春の厩舎開業へ向けて意欲を見せていた。この後は
高知競馬場でも研修する予定。
提供:デイリースポーツ