土曜中京メインは
中日新聞杯(3歳上・GIII・芝2000m)。ここでは近10回の傾向を人気別、脚質別、枠順別、ローテーション別の成績から探りたい。
人気別の成績をみると、波乱傾向が見て取れる。1番人気は【2-2-1-5】、2番人気は【3-1-1-5】で及第点だが、3〜4番人気はイマイチ。対照的に8番人気以下が2勝、2着5回、3着3回で、計10頭も馬券に絡んでいる。それだけに3連単や3連複では最低でも1頭、伏兵を絡めておきたい。脚質別では【2-0-2-6】の逃げ馬に要注意。ただ、差し馬がダメというわけではない。そして枠順別は内外で大差ないが、どちらかといえば内有利。1枠が最多の4勝を挙げる一方、8枠は2着と3着が1回ずつあるのみとなっている。
その他ではローテーション別の成績に注目だ。前走が芝2000mのリステッド、あるいはオープンだった馬が【3-6-2-29】の複勝率28%、複勝回収率203%と優秀。23年は唯一の該当馬だった
ヤマニンサルバムが勝利。昨年は該当3頭で
デシエルトと
ロードデルレイがワンツーを決めている。今年も上位独占を期待したい。