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香港スプリント・G1(12月14日、シャティン競馬場、芝1200メートル)
JRA海外馬券発売対象の香港国際競走(14日、シャティン競馬場)に出走するカーイン
ライジング(セン5歳、デヴィッド・
ヘイズ厩舎、父
シャムエクスプレス)が9日、現地で追い切りを行った。現地で取材するフリーライターの土屋真光氏がリポートした。
カーイン
ライジングは、10月に
オーストラリアでジエベレストを制覇。その1か月後には、地元でジョッキークラブス
プリントに出走し、盤石の走りで1着となった。
強行軍の意図をD・
ヘイズ調教師は「シドニーでは何もかもがうまくいきました。カイバ食いも減るどころか、帰国してもむしろよくて、これは太目残りにならないように、1回使ったほうがいいな、と思っての出走でした。レースに勝る調教はないですからね」と説明した。
先週水曜日には芝コースで追い切りを消化。そしてこの日はオールウェザーで最終追い切りを行った。「レースも使っていますし、先週芝でやったので、ハードな調教は不要です。動きは文句のつけようがないですよ」。追い切りに騎乗したパートンもうなずく。そして「この状態を維持できれば不安はありませんよ」と力強く言い切った。
スポーツ報知