JRAが馬券発売する香港国際競走(14日、シャティン)に出走する地元のビッグネーム2頭が9日、シャティン競馬場で追い切りを行った。
香港スプリント連覇に挑むカーイン
ライジング(セン5=
ヘイズ)はオールウェザーコースで力強い動き。16連勝へ向け、態勢を整えた。
香港カップ4連覇が懸かる
ロマンチックウォリアー(セン7=シャム)は芝コースで併せ馬。軽快な動きで駆け抜けた。出走メンバー、枠順は11日に確定する。
15連勝中の地元最強ス
プリンター・カーイン
ライジングが9日、シャティン競馬場のオールウェザーコースで追い切りを行った。主戦のパートンを背に軽快な脚さばきで駆け抜け、ラスト2F23秒2のタイムをマーク。香港ジョッキークラブによると、鞍上は「ずっと
リラックスしていました。先週の芝のギャロップ(2F21秒6)では少し攻撃的でしたが、今日は落ち着いていて別馬のようです。これは良いことですね」とコメントした。
昨年の
香港スプリントでG1初制覇を飾ると、今春の
チェアマンズスプリントプライズでも日本の
サトノレーヴ(2着)を寄せつけず楽勝。初めての海外遠征だった2走前のジ・エベレストも快勝した。前哨戦のジョッキークラブス
プリントも勝ち、堂々と連覇に挑む。パートンは「彼はまさに宝石のような馬。いい成績を積み重ねて来ましたし、この調子を維持できれば」と意気込んだ。今年も日本から参戦する2頭には脅威の存在となる。
スポニチ