25年
中央競馬の総決算となる
グランプリ「第70回
有馬記念」(28日、中山)の2週前追いが行われ、昨年覇者
レガレイラ(牝4=木村)がWコース単走で力強いフットワークを見せた。リズム重視で6F82秒6〜1F12秒2。終始馬なりだが
グランプリホースの貫禄を感じさせる迫力の走りだった。
太田助手は「帰厩してからは、
バランスがあまり良くない時の状態で調整中」としながらも「その中で今日はしっかりした時計が出せた。少しずつですけど確実に良くなっている」と及第点の
ジャッジを下した。今年始動戦の
宝塚記念は11着に敗れたが、今秋は重賞を連勝。
エリザベス女王杯ではスタート直前に異例のゲート練習を行うなど、試行錯誤の末に3個目のG1タイトルを獲得した。引き続き中間はゲート練習に取り組んでおり「今回もゲートが課題」と同助手。それでも「今回は(スタート地点が)スタンドから離れているので、スタンド前発走の前走よりはゲートは良くなると思う」と前向きに語った。
スポニチ