24、25年の
大阪杯を連覇し、
香港カップ2着の
ベラジオオペラ(牡5歳、栗東・上村)が現役を引退し、社台スタリオン
ステーションで種牡馬入りすることが16日、わかった。管理する
上村洋行調教師(52)=栗東=が発表した。
上村師は「堅実な馬でした。暑さに弱く、そこだけ仕上げが難しかったですけど、それ以外は確実に走ってくれました。うちの厩舎をここまでしてくれた立役者です」と感謝を述べた。ラストランとなった14日の
香港カップについては「いい競馬でした。この馬の力は出し切れましたが、欲を言えば勝ち馬と位置が逆ならと思います。勝ちに行った分、悔しかったです」と振り返った。
同馬は22年11月にデビューし、翌年のス
プリングSを無傷の3連勝で制覇。
皐月賞では10着に敗れるも、ダービーは4着と好走。その後は長らく芝中距路線で活躍し、24年の
大阪杯で悲願のG1制覇。厩舎とオーナーに初のG1タイトルをもたらし、25年には連覇を達成した。
提供:デイリースポーツ