12月14日の
香港Cで2着だった
ベラジオオペラ(牡5歳、栗東・
上村洋行厩舎、父
ロードカナロア)が現役を引退することが16日、分かった。上村調教師が明らかにした。今後は
JRA競馬学校(千葉県白井市)での検疫を経て、北海道安平町・社台スタリオン
ステーションで種牡馬入りする予定。
22年11月の阪神(芝1800メートル)でデビューVを飾ると、23年2月の
セントポーリア賞も勝利。続くス
プリングS・G2で重賞初制覇を飾った。24年の
大阪杯で初のG1勝利を挙げ、同厩舎に初めてのG1タイトルをもたらした。25年にはコースレコードで同レースを制し、連覇を達成した。通算成績は14戦6勝で、重賞は4勝。芝の中距離路線のトップホースとして活躍した。
上村調教師は「(前走は)いい競馬というか、この馬の力を出し切れました。勝ちに行ったぶん、悔しかったです。堅実な馬でした。暑さに弱くてそこだけは仕上げが難しかったですが、それ以外は確実に走ってくれました。うちの厩舎をここまでにしてくれた立役者です」と話した。
スポーツ報知