「
ターコイズS・G3」(20日、中山)
好位で運んだ5番人気の
ドロップオブライトが、24年の
CBC賞以来となる約1年4カ月ぶりの重賞2勝目を達成した。最後の直線は内から伸びた6番人気の
リラボニートと、外から強襲した10番人気の
ソルトクィーンとの激しい競り合いを制した。2着がその
リラボニートで、3着は
ソルトクィーン。1番人気の
ウンブライルは12着に、2番人気の
チェルビアットは13着に、3番人気の
ボンドガールは11着に敗れた。勝ち時計は1分33秒0(良)。
この勝利でJRA通算500勝を達成した松若は「今年中に達成したいと思っていましたし、こんなにいい形で決められて良かったですね」と笑顔。「ゲートの中でゴソゴソしていたのでどうかなと思ったのですが、二の脚でカバーしてくれましたし、いい位置で競馬ができたのが勝因だと思います」と喜びを噛みしめた。
同条件で行われた9月の
京成杯AHで2着に敗れており、「頭をよぎりましたが、具合の良さでカバーしてくれましたね。この年で充実していますし、元気なのでまだまだ走れると思います」とさらなる飛躍を期待していた。
提供:デイリースポーツ