朝日杯FSの余韻残る阪神競馬場。25年の最終週を飾るのは芝1400メートルで行われるG2「第20回
阪神カップ」(27日、阪神)。G1で惜敗した馬たちには来年の飛躍を期すレース。新興勢力にはいい腕試しになる。
主役は連覇がかかる
ナムラクレア。昨年の当レースは
スプリンターズS3着のうっぷんを晴らす豪快な差し切りで1番人気に応えた。今年も同様のローテ。すでに来年の
高松宮記念での引退が発表されており、残りは2戦が濃厚。ここで6つ目の重賞タイトルを手にし、悲願のG1初制覇に向かいたい。
ラ
イバルはこれも牝馬の
ジューンブレア。
スプリンターズSは
ナムラクレアに先着する2着。1Fの距離延長が鍵になるが、好位で折り合いも付くタイプ。G1でハナを切った
スピードは脅威だ。
昨年の
スプリンターズS覇者
ルガルも参戦。前走の
京阪杯2着を
ステップに必勝の構えだ。久々の芝7F戦になるが、3歳時にはリステッド競走の橘Sを快勝した実績があり、立ち回りのうまさからも心配無用。
キャピタルSで6勝目を挙げた牝馬の
ミッキーゴージャスはさらに1F短縮になるが勢いは魅力。一撃の可能性を秘めている。
スポニチ