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【ホープフルS】アーレムアレス 成長した姿を見せる 陣営の宝物 姉と同じ“ワンチーム”で導く

スポニチ
  • 2025年12月22日(月) 05時17分
 25年の中央競馬もラストウイークに突入。今年は有馬記念の前日に2歳G1「第42回ホープフルS」(27日、中山)が行われる。昨年の覇者クロワデュノールはダービー馬へ羽ばたいた。注目の出世レースに、東西のルーキー記者が密着。連載「Hope Step Jump」で勝ち馬を探し出す。第1回は栗東取材班の入矢美奈が担当。黄菊賞2着のアーレムアレス(牡=橋口)を取り上げる。

 10月から競馬記者になり、2カ月半がたった。同じ“デビューイヤー”の2歳馬が出走した阪神JFは◎スターアニスが勝ち、朝日杯FSは◎ダイヤモンドノットが2着で2週連続2歳G1の3連単的中。この調子でホープフルSも…。来春のクラシックを目指す若駒を取材するのはワクワクする。今年のホープフルS組の中にも来年のダービー馬がいるかもしれない。“推し”を見つけていこう。

 アーレムアレスを担当する酒井助手は、親しみを込めて「あっくん」と呼ぶ。「見た目は全然違うけど、人懐っこくてかわいい。しぐさも、またがった時の安心感も一緒」。頬を緩めたのは姉アーテルアストレアも担当していたからだ。

 姉はダートの交流重賞3勝。4月の兵庫女王盃(2着)がラストランだった。そこから3カ月半後に弟がデビュー。函館で初戦を勝ち、その後は札幌2歳S4着、黄菊賞2着と惜しい競馬が続くが、陣営に焦りはない。目先の勝利ではなく、先々を考えた競馬を教えているからだ。たどり着いたG1舞台で、成長した走りを見せる。管理する橋口厩舎だけじゃなく、馬主(フィールドレーシング)、騎手(菱田)も姉と同じ。ワンチームの絆は固い。「応援してくれているファンも多い。僕にとって宝物ですね」。あっくんを見つめる酒井助手のまなざしは優しかった。 

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