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【AI予想・有馬記念】今年の有馬記念は大荒れの予感!? 波乱を示唆する人工知能の本命候補とは

  • 2025年12月22日(月) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は土曜日にホープフルS(GI)と阪神C(GII)、日曜日に有馬記念(GI)が行われます。その中から中山競馬場で行われる有馬記念を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の有馬記念での前走着順別成績を見ていきます。過去10年の有馬記念は前走5着以内の馬が10勝2着7回3着8回となっています。前走で大崩れせず近況のリズムに狂いのない馬が順当に力を発揮していると言えるかもしれません。

 前走6着以下の馬は2着3回3着2回と苦戦。馬券に絡んだ5頭のうち2頭は前走が凱旋門賞(G1)での敗戦。凱旋門賞は日本とは求められる適性が異なる馬場で行われるケースが多いですし、海外の強豪相手ということもあり、そこでの敗戦は度外視してもいいかもしれません。

 残る3頭は24年ダノンデサイル、19年サートゥルナーリア、17年クイーンズリングダノンデサイルサートゥルナーリアは中山で重賞勝ちのあった馬。クイーンズリングは重賞勝ちこそありませんでしたが、中山で2戦2勝とコース適性の高さを示す実績がありました。

 前走で6着以下に敗れている馬でも、中山に高い適性を感じさせる実績がある馬には一定の注意が必要と言えるかもしれません。

 それでは早速ですが、今週の有馬記念でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆人工知能は大波乱を示唆?

タスティエーラ

 3走前のクイーンエリザベスII世C(G1)で久々の勝利を挙げて復活の兆しを見せた本馬。近2走は結果を残せていませんが、2走前の天皇賞(秋)(GI)での8着は約6か月ぶりの実戦。直線は一旦先頭に立って見せ場十分の内容。粘りを欠いたのは休み明けの影響が出たのでしょう。前走のジャパンC(GI)は休み明けを使ったことでの前進も期待されましたが、7着止まり。レースでは直線でカラ馬が邪魔になることも響きましたが、それ以上に大外枠(8枠18番)からポジションを取りに行かざるを得ない形になったのが堪えた印象です。

 ここ2走の敗因は明確ですし、極端に評価を落とす必要はなさそうです。今回は叩き3戦目ですし、状態面はさらに上向いているはず。中山では弥生賞(GII)を勝ち、皐月賞(GI)でも2着と実績は十分。23年の有馬記念は6着に敗れていますが、直線で不利を受けた中での結果で参考外。中山への適性は十分にあるでしょうし、力を出し切れれば、引退レースを勝利で飾るというシーンにも期待できそうです。

サンライズアース

 今年は阪神大賞典(GII)で重賞初制覇を飾ると、天皇賞(春)(GI)でも4着と好走。さらに今秋の始動戦となった2走前の京都大賞典(GII)も2着に連対と活躍。前走のジャパンCでは15着に敗れていますが、先行した馬には苦しい展開になったことや3コーナーでカラ馬に絡まれてハミが抜けてしまったことが敗因で参考外と言えるかもしれません。

 また、これまでのレースを見ると、切れる脚はない印象。実際、自身の最速上がりは34秒4。東京のように瞬発力が求められる条件も合わなかったように思います。そういう意味では今回の中山替わりは歓迎材料と言えるでしょう。さらに距離が延びてスタミナが要する条件になるのもプラスになるはずです。長く脚を使えるのが本馬の長所ですし、それを十分に発揮できる流れになれば、ガラリ一変も期待できるのではないでしょうか。

コスモキュランダ

 ここ2走は天皇賞(秋)で12着、ジャパンCで9着と大敗していますが、不向きな上がりの速い決着になりましたし、条件自体も合っていなかったように思えます。今回の舞台である中山では弥生賞で1着、皐月賞で2着など実績十分ですし、コース替わりは大きなプラス要素になりそうです。

 3走前のオールカマー(GII)で8着に敗れているのは、展開のアヤ。スタートから流れが遅かったこともあり、向正面から動きのある競馬。先行していた本馬にはきつい流れになりましたし、度外視できる一戦と言えます。今回は先行勢が揃っており、オールカマーのようなスローは考えにくいメンバー構成。道中で動きのある競馬にはなりそうにありませんし、自身の力を出し切れる展開が望めそうです。実績から条件や展開次第で通用する能力はありますし、この舞台で激変があっても驚けません。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

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