朝日杯FSを圧巻の末脚で制した
カヴァレリッツォ(牡2歳、栗東・吉岡)は、激闘から一夜明けた22日、栗東トレセンで穏やかな姿を見せた。田嶋助手は「普段通りの雰囲気ですね。カイバもペロっと食べていますし、そういうところは精神力の強さでしょう」と笑みを浮かべた。
デイリー杯2歳S2着からの逆転戴冠。「前走で課題が見つかってから、馬を落ち着かせたり、外に張る面を修正したりと、冷静にレースへ向かえるように調整してきました。その結果が出て良かった」と安どの表情。「見ている感じだと、坂を上り切ったところで『差せるかな』と思いました。やっぱり高いポテンシャルを持っていますね。まだまだ良くなる余地があります。あれだけ我慢できていれば、二千くらいまで持つんじゃないかな」とさらなる期待を膨らませた。
提供:デイリースポーツ