現地時間14日、香港・シャティン競馬場で行われた
香港ヴァーズ(3歳上、香G1・芝2400m)は、O.ペリエ騎手騎乗の1番人気ドクター
ディーノ Doctor Dino(牡6、仏・R.
ギブソン厩舎)が後方追走から直線で鋭く追い込み、3番人気
パープルムーン Purple Moon(英)との競り合いを短頭差制して優勝した。勝ちタイムは2分29秒14(良)。2番人気に推された日本の
ジャガーメイルは、後方追走から直線に向いて勝ち馬と同じ脚色で追い込むも、ドクター
ディーノからクビ差の3着に惜敗した。
勝ったドクター
ディーノは父
Muhtathir、
母Logica(
その父Priolo)という血統の仏国産馬。昨年の
マンノウォーS(米G1)、
香港ヴァーズとこれまでにG1・2勝を挙げており、今年に入っても
ドバイシーマクラシック(首G1)3着、
サンクルー大賞典(仏G1)3着など世界各国で活躍。前走は
カナディアン国際S(加G1)に出走して5着だった。通算成績29戦9勝(重賞5勝)。
【M.キネーン騎手(
ジャガーメイル騎乗)のコメント】
「馬はよく頑張ってくれました。もう少しペースが速ければよかったけどね」
【
堀宣行調教師のコメント】
「馬の仕上げはしっかりできましたが、残念な結果になりました。馬は頑張ってくれたと思います」