5日、阪神競馬場で行われた第53回
大阪杯(4歳上、GII・芝2000m)は、
池添謙一騎手騎乗の3番人気
ドリームジャーニー(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)が、中団追走から直線で馬場の外目を鋭く伸びると、内で懸命に食い下がる1番人気
ディープスカイをクビ差競り落として優勝した。勝ちタイムは1分59秒7(良)。さらに2馬身差の3着には4番人気
カワカミプリンセスが入り、2番人気
マツリダゴッホは7着に敗れている。
勝った
ドリームジャーニーは、
父ステイゴールド、母が
JRA3勝の
オリエンタルアート(
その父メジロマックイーン)という血統。これまでに06年
朝日杯フューチュリティS(GI)、07年
神戸新聞杯(GII)、08年
小倉記念(GIII)、08年朝日チャレンジC(GIII)を制覇。昨年の
有馬記念(GI)でも4着に好走しており、今年は
AJCC(GII)8着、
中山記念(GII)2着を経てここに臨んでいた。通算成績19戦7勝(重賞5勝)。
鞍上の
池添謙一騎手は
イナズマアマリリスで制した昨年の
ファンタジーS(GIII)以来となる
JRA重賞制覇で通算30勝目。管理する
池江泰寿調教師は
ドリームジャーニーで制した昨年の朝日チャレンジC以来の
JRA重賞制覇で、通算では7勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。