12日、阪神競馬場で行われた第69回
桜花賞(3歳牝、GI・芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)
ブエナビスタ(牝3、栗東・松田博資厩舎)が、道中は後方2番手を追走。外々を回って徐々にポジションを上げると、直線では大外から豪快に追い込み、先に抜け出していた2番人気
レッドディザイアを1/2馬身差交わして完勝した。勝ちタイムは1分34秒0(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気
ジェルミナルが入った。
勝った
ブエナビスタは、
父スペシャルウィーク、母は95年阪神3歳牝馬S(GI)を制した
ビワハイジ(
その父Caerleon)という血統。半兄に05年
京成杯(GIII)の勝ち馬
アドマイヤジャパン(
父サンデーサイレンス)、07年
シンザン記念(GIII)、
弥生賞(GII)、08年
京都記念(GII)を制した
アドマイヤオーラ(牡5、栗東・松田博資厩舎、
父アグネスタキオン)がいる。
昨年10月26日のデビュー戦(京都・芝1800m)は、
アンライバルド、
リーチザクラウンに次ぐ3着に敗れたが、2戦目の未勝利戦(京都・芝1600m)を3馬身差で制して初勝利。続く
阪神ジュベナイルフィリーズでGI初制覇を飾り、今年初戦の
チューリップ賞(GIII)も単勝1.1倍の圧倒的人気に応えて快勝していた。通算成績5戦4勝(重賞3勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。