27日、
浦和競馬場で行われた第13回
さきたま杯(4歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、
岩田康誠騎手騎乗の1番人気
スマートファルコン(牡4、栗東・
小崎憲厩舎)が、2、3番手追走から4角付近で先頭に並びかけ、2番人気
バンブーエールに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分26秒4(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に4番人気
トップサバトンが入った。
勝った
スマートファルコンは、
父ゴールドアリュール、
母ケイシュウハーブ(
その父ミシシッピアン)。半兄に99年
東京大賞典(交流GI)を勝った
ワールドクリーク(
父マジックミラー)がいる血統。
昨年の
白山大賞典(交流GIII)で重賞初制覇を飾り、続く
JBCスプリント(交流GI)でも2着に好走。その後は彩の国
浦和記念(交流GII)、兵庫ゴールドT(交流GIII)、
佐賀記念(交流GIII)、
名古屋大賞典(交流GIII)、
かきつばた記念(交流GIII)と重賞5連勝でここに臨んでいた。通算成績17戦11勝(うち地方9戦7勝、重賞7勝)。
【岩田騎手のコメント】
「力通りに勝ってくれました。ゲートで出負けしてしまい、控えざるを得ませんでしたが、4コーナーを向いて勝てると思いました。今日でいい弾みになりました。日曜日(
日本ダービーで
アンライバルドに騎乗)も頑張ります」
【小崎調教師のコメント】
「今後は一旦リフレッシュ放牧に出し、馬の様子を見ながらになるので次走は未定です。秋はJBCが目標ということになりますね」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。