8月9日(午後3時)、1975年の2冠馬
カブラヤオー(31歳)が、老衰のため繋養先の(社)日本軽種馬協会那須種馬場で死亡した。同馬は1995年の種付を最後に、繁殖から引退して、同場で余生を送っていた。
カブラヤオー(
父ファラモンド、
母カブラヤ)は1972年6月13日に新冠・十勝育成牧場で生まれ、1975年の
日本ダービー、
皐月賞の2冠を制し、同年の
JRA年度代表馬に輝いた。戦績は13戦11勝2着1回(重賞5勝、他にNHK杯、東京4歳S、
弥生賞)。
種牡馬としては
ミヤマポピー(1988年、
エリザベス女王杯)、
グランパズドリーム(1986年、
日本ダービー2着)、
マイネルキャッスル(1992年、
京成杯3歳S)、
ニシキノボーイ(1981年、大井・
東京王冠賞)などを輩出した。
種牡馬を引退して、余生を送っている30歳を越える馬は、
ノーザンテースト(32歳)、
カシュウチカラ(30歳)がいる。現役種牡馬の最高年齢は、
ロイヤルスキーの(29歳)。競走馬の日本での最長寿記録は、1996年に死亡した
シンザンの35歳。