27日、阪神競馬場で行われた第51回
宝塚記念(3歳上、GI・芝2200m)は、
柴田善臣騎手騎乗の8番人気
ナカヤマフェスタが中団追走から徐々に進出し、直線外から脚を伸ばすと、内を突いて一旦は先頭に立った1番人気
ブエナビスタを交わし、同馬に1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分13秒0(稍重)。さらに1/2馬身差の3着には3番人気
アーネストリーが入った。
勝った
ナカヤマフェスタは08年東京スポーツ杯2歳S(GIII)、09年
セントライト記念(GII)に続く重賞3勝目。前走の
メトロポリタンS(OP)は4か月半の休み明けながら2馬身差で快勝していた。なお、関東馬による
宝塚記念制覇は99年の
グラスワンダー以来11年ぶりとなる。
鞍上の
柴田善臣騎手、管理する二ノ宮敬宇調教師ともに
宝塚記念初制覇。柴田騎手は
オレハマッテルゼで制した06年
高松宮記念以来となるGI制覇で、通算では7勝目(重賞77勝目)。二ノ宮調教師は
エルコンドルパサーで制した98年
ジャパンC(GI)以来となる
JRA・GI制覇で、通算では3勝目(重賞19勝目)となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ナカヤマフェスタ(牡4)
父:ステイゴールド母:ディアウィンク母父:タイトスポット厩舎:美浦・二ノ宮敬宇
馬主:和泉信一
生産者:新井牧場
通算成績:10戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:08年東京スポーツ杯2歳S、09年
セントライト記念※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。