現地時間12日、仏・ロンシャン競馬場で行われたフォワ賞(4歳上、仏G2・芝2400m、6頭立て)に、日本から
ナカヤマフェスタ(牡4、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が
蛯名正義騎手騎乗で出走。道中は終始3番手を追走し、直線に入り仕掛けると徐々に先頭との差を縮め、内で粘った
ダンカン Duncanから3/4馬身差の2着に入った。
勝ったのはW.ビュイック騎手騎乗の
ダンカンで、勝ちタイムは2分35秒90(重)。
ナカヤマフェスタから1馬身差の3着には
ティモス Timosが入っている。
◆二ノ宮敬宇調教師のコメント
「装鞍所ではやる気がみなぎっており、パドックでは多少心配なくらいでしたが、返し馬では上手く馬の後ろで抑えることができました。蛯名騎手とは、ペースが遅くなることを想定して我慢のレースをするように話しました。レースについては、スタートが非常に良く上手く折り合いもつけることができました。その分余力が残っており、終いも伸びたのではないかと思います。
トライアルとして非常にいい走りができました。馬についてはレース後もすぐに息が入り、順調です。本番は今日よりもペースが速くなり頭数も増えると思うので、少しでも馬を良い状態にして本番を迎えたいです。」
◆
蛯名正義騎手のコメント
「久しぶりのレースということもあり、やや
テンションが高めでした。レース中も少し力んでいましたが、引っかからずに良いテンポで走ることができました。折り合いもスムーズで、
トライアルとして申し分のない走りができたのではないかと思います。結果は2着でしたが、ペースが遅かったので仕方がないかなと思います。」
【勝ち馬プロフィール】
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ダンカン(牡5)
父:Dalakhani母:Dolores母父:デインヒル厩舎:英・J.ゴスデン
主な戦績:09年コロネーションC(英G1)4着、10年
ハードウィックS(英G2)2着など