枠順が明暗を分けた。1番人気の
ホエールキャプチャは後方から直線で大外に持ち出して、猛烈な末脚で追い上げたが、惜しくも届かず2着に敗れた。池添は「結果的に外枠(8枠16番)があだになった。スタートは普通に切れたけど、流れが落ちつき内からどんどんと来られて、後ろになってしまった。勝った馬とは通ったところの差もあった」と悔しがった。
初芝で重賞を制した実力は本物だった。松田博厩舎のもう1頭
トレンドハンターは3着。メンバー最速の上がり34.2秒で最後方から脚を伸ばしたが、及ばなかった。岩田は「枠(8枠17番)はしょうがないけど…。内に入りたかったが、入れなかった」と振り返る。それでも「折り合いはついたし乗りやすい。この馬の末脚は使ったし力はある」と健闘をたたえた。
提供:デイリースポーツ