断然の1番人気に推された
ディープブリランテは、気性的な若さを露呈し、2着を死守するのが精一杯。
東スポ杯2歳Sで自身が口火を切った、
ディープインパクト産駒の重賞出走機会連勝記録も“7”で止まった。
好発からハナに立つ競馬に「言い訳になるが、
テンションが高くてガス抜きができなかった。押し出される形で先頭に立ってしまったからね」と岩田。「気持ち良く運べれば、多少太くても問題はなかったけど…。無敗でクラシックへいけず、夢を壊して申し訳ない」と悔しさをにじませた。矢作師は「きょうは考え得る最悪の展開になった。初めは落ち着いていたが、輪乗りの時に
テンションが一気に上がってしまった。結果的に仕上げが甘かったということだろう」と12キロ増の馬体重に敗因を求めた。「オーナーと相談してからだが、
皐月賞の前にもう1戦使う予定でいる。鍛え直して
パワーアップした姿を見せたい」と巻き返しを誓った。
提供:デイリースポーツ