29日、京都競馬場で行われた
天皇賞・春(4歳上、GI・芝3200m)は、
石橋脩騎手騎乗の14番人気
ビートブラックが、道中3番手を大きく離す2番手追走から、4コーナーで先頭に立つと直線もそのまま粘り込み、3番人気
トーセンジョーダンに4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分13秒8(良)。さらに、2馬身差の3着に2番人気
ウインバリアシオンが入り、圧倒的の1番人気
オルフェーヴルは11着に敗れている。
前走の
阪神大賞典(GII)の逸走で、レースぶりに注目が集まった
オルフェーヴル。好スタートから道中は後方3番手を追走。2週目の3コーナーから池添騎手の手綱が動き進出を開始するも、前との距離は縮まらず、直線大外に出すもいつもの末脚は見られず、
ヒルノダムールと同着の11着に敗れた。
なお、優勝した
ビートブラック、鞍上の
石橋脩騎手ともに初のGI制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ビートブラック(牡5)
父:ミスキャスト母:アラームコール母父:ブライアンズタイム厩舎:栗東・中村均
通算成績:28戦6勝(重賞1勝)